父親というものがうまく実感できなかった 「発言する大学生」白坂リサさんインタビュー(後編)
- 共同親権運動

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白坂リサさん(慶應義塾大学総合政策学部2年)は、政治についてまっすぐに語る若者としてメディアでも注目されている。また、中国籍の父を持ち、親の離婚や再婚を経験してきたことも言及してきた。日中間の軋轢が高まる中、「二つの祖国」を持つ彼女が、日本の制度や親たちをどう見ているのか。父との分離は、父の国の文化を得る機会をも奪うことにつながる。

父母の離婚は「エンタメ的驚き」
前編では、家庭の変化と自身の戸惑いのなかで、それが、同じ境遇の同世代を応援したいという、リサさんの現在の活動につながっていることを紹介した。中国にいる「実の父」との関係はどうだったのだろう。
「(母が再婚した)17歳のとき、実は母が実の父と離婚していたと聞きました。『エンタメ的驚き』というか他人事のように驚きました。父親があまり自分の生活に食い込んでいなかった。『パパがなくても全然やっていける』状態だった」
それまで「パパは中国にいる」と周囲からは聞いていた。来日した際には、父親は仙台空港で出迎えた。
その後、母が再婚して宮城県から福島県の養父の実家に移った。養子縁組をして「新しいパパ」ができる。現在は横浜市で母と養父と暮らしている。
中国にいる父親はこちらから連絡すると返事がくる。以前は手紙がくることがあった。

