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共同親権運動


裁判所に行けば子どもと会える? 共同親権の基礎知識 子どもに会えない親のための Q&A No.6
自分が離婚や子どもと会えなくなったことで遭遇する状況は、まともに社会が成り立っていたと思う人にとって、理不尽で驚くことだらけです。なぜなら、そこは日本社会の表街道とは違う裏社会だからです。 本コラムは「子どもに会いたい親のためのハンドブック」の続編です。「親どうしが別れても親子が親子であるために」書かれました。日本で一番子どもを奪われた親たちの話を聞き続けた著者が担当します。 第1部のテーマは「もしも子どもに会えなくなったら?」です。 裁判所に行けば会えますか? いいえ、会えません。 現在子どもと会えなくなり、相手が話し合いに応じなくなった場合、家庭裁判所の調停に呼び出すことができます。面会交流(親子交流)の調停を申し立てることができます。また妻(の場合)側から申し立てられた離婚調停の中で、面会交流が話し合われることもあります。 しかし手続きがあるからといっても、家庭裁判所は組織として親子関係を維持しなければならないとは思っていません。なので、裁判所は「合意ができなければ会わせられない」と言って、結局子どもを持っている側の意向に委ねて
3 日前


「家庭裁判所がパンク状態」は運用に起因
2024年の面会交流の取決率、民法766条改正前の低水準に 司法統計の面会交流に関する統計によると、2024年の面会交流の取り決め率は51.06%となった(司法統計3、4票)。 この数字は、この年の面会交流の調停審判の認容・調停の成立の件数新受件7,858件をこの年の調停審判の新受件数15,563件で割ったもの(離婚事件における面会交流の取り決めについては含まれていない)。面会交流について司法に申請しても取り決めができる割合は約半分である事実が浮かび上がる。 「面会及びその他の交流(面会交流)」が民法に明記された改正民法が2012年4月に施行された。この法改正によって、それまで5割を切っていた取り決め率は、51%を超え、2014年には54.57%の最高値を記録する。2024年の取り決め率は、面会交流が明文化される以前の低水準に戻ったことを意味している。司法の面会交流への消極姿勢が読み取れる。
3月24日


連れ去りから引き離しへの手順とは? 共同親権の基礎知識/子どもに会いたい親のためのQ&A No.5
自分が離婚や子どもと会えなくなったことで出現する状況は、まともに社会が成り立っていたと思う人にとって、理不尽で驚くことだらけです。なぜなら、そこは日本社会の表面とは違う裏社会だからです。 本コラムは「子どもに会いたい親のためのハンドブック」の続編です。「親どうしが別れても親子が親子であるために」書かれました。連れ去り・引き離し(囲い込み)には一定のパターンがあります。ここではその手順を教えます。 どっちにしても会えない 連れ去りとその後の親子の引き離し、つまり実子誘拐の一般的な事例は、以下のような道筋をたどります。 まず多く母親(の場合)が子どもを連れて家を出ます。父親は子どもと会わせてほしいと求めますが、母親は子どもを連れ去ったわけですから、会わせれば取り戻されるのもあり子どもを会わせません。子どもとの関係を断たれた父親は当然相手への憎悪を募らせますが、その状態で家裁に行けば「高葛藤」「対立が強い」として親子関係を制約する理由にされます。結局父子関係が断絶させられる結果になります。 母親が実家に帰るなど家を出た場合に、離婚の意思が固まってい
3月13日


突然子どもと連れ去られたら? 共同親権の基礎知識 子どもに会えない親のための Q&A
自分が離婚や子どもと会えなくなったことで出現する状況は、まともに社会が成り立っていたと思う人にとって、理不尽で驚くことだらけです。なぜなら、そこは日本社会の表面とは違う裏社会だからです。 本コラムは「子どもに会いたい親のためのハンドブック」の続編です。「親どうしが別れても親子が親子であるために」書かれました。日本で一番子どもを奪われた親たちの話を聞き続けた著者が担当します。 第1部のテーマは「もしも子どもに会えなくなったら?」です。 突然子どもと連れ去られたら? 帰宅したら唐突に妻(夫)と子どもがいなくなっていて、行方もわからない。毎日のようにそんな事件が起きています。「連れ去り」という言葉が知られるようになり、子どもを奪われたと被害を訴える人が多くなっています。 気が動転していない相手を罵っても状況は変わりません。「妻(夫)に逃げられた自分が悪い」と自分を責めても同じです。 まず自身が置かれた状況を把握しましょう。 ① アドバイスを求める とはいっても、心にダメージを受けていれば、取り乱して間違った判断をしかねません。友人や家族に
2月28日


共同親権を獲得する人たち第1回「子どもを見守り続けて」 名乗り出ないお母さんは18年を経て(下)
*本連載は、共同親権に関する活動に取り組んだ人物紹介のレポート、3回シリーズの3回目です。 【プロフィール】関きよみ*せききよみ 町田市在住。1965年生まれ、看護師。1997年に離婚し、5歳の息子と3歳の娘と離別する。2007年に「我が子に会いたい親の会」で同じ立場の親たちと出会い、当事者活動をはじめる。2024年から「親子の想いを届ける会・東京支部」で 、親の離婚を経験した子どもたちへの支援活動を行なう。 「子どもの姿を見守るだけで声はかけない」という約束で、関さんが離婚したのは1997年。それから子どもの住む町に出かけ、通う学校に行き、見守り続けていた。自分が会えなかったのは法制度の問題と知った関さんは、成人した子どもに調停を申し立てた。そして2024年5月、民法が変わった。(宗像充) 親権がなくなる 「ただ見守る」という取り決めがあったとしても、関さんもただ手をこまねいていたわけではない。 子どもたちはそれぞれ当時の成人年齢の二十歳になった。離婚後は片親だけが親権を持つといっても、親権者が親権を主張できるのは、未成年の間のことだ。...
2月27日


空白の七年間 なぜ娘は殺されなければならなかったのか? 親権問題の狭間で 第6話
2016年、秋田市で児童養護施設から一時帰宅中の9歳の千葉愛実さん(当時小学4年生)が殺害された。殺したのは実の母。元夫で父親の阿部康祐さんは行政の対応に不備があったとして、児童相談所を管轄する県などに約8000万円の損害賠償を求める訴訟を提起した。 家庭裁判所の調停を申し立て、月に1度娘と会う約束で離婚したはずだった。しかし愛実さんは元妻とともに姿を消した。阿部さんに失意の日々が訪れた。 部屋から出られない 「もう愛実には会えない」私はそう思った。 それでも会いたい気持ちは抑えられず、藁をもつかむ想いであらゆる探偵社へ電話することもあった。 「だいたいそういう場合は身内の人が居場所を知っているんですよね」とも言われたが実際に誰も知らない。明美の祖父が他界した時も、行方不明になっていたため呼ぶこともできなかった。 貪るようにパソコンで調べたが何も答えは出るはずもない。 自分としては手は尽くした。弁護士に相談するという方法もあっただろうが、当時の自分は視野が狭くなっていた。とにかく愛実に会いたかった。心配だった。 様々な想いが交錯し、結果私は引
2月22日


父親というものがうまく実感できなかった 「発言する大学生」白坂リサさんインタビュー(後編)
白坂リサさん(慶應義塾大学総合政策学部2年)は、政治についてまっすぐに語る若者としてメディアでも注目されている。また、中国籍の父を持ち、親の離婚や再婚を経験してきたことも言及してきた。日中間の軋轢が高まる中、「二つの祖国」を持つ彼女が、日本の制度や親たちをどう見ているのか。父との分離は、父の国の文化を得る機会をも奪うことにつながる。
2月17日


愛実が連れ去られた なぜ娘は殺されなければならなかったのか? 親権問題の狭間で 第5話
2016年、秋田市で児童養護施設から一時帰宅中の9歳の千葉愛実さん(当時小学4年生)が殺害された。殺したのは実の母。元夫で父親の阿部康祐さんは行政の対応に不備があったとして、児童相談所を管轄する県などに約8000万円の損害賠償を求める訴訟を提起した。 窃盗で逮捕され、拘置所から出てきた阿部さんのもとに、妻から「離婚しましょう」の電話が。阿部さんは家庭裁判所の調停を申し立て、月に1度娘と会う約束で離婚した。でもそれで終わりにならなかった。 離婚しましょう 拘置所から出所した私は実家で過ごすことになった。 結婚当時、中古住宅を購入して住んでいたのだが、事実上明美から締め出されたようなものだった。 私は離婚することを決めていた。離婚届をもらうために市役所へ向かっていた矢先、明美から電話が入った。 「離婚しましょう」 ただ一言それだけだった。 私は二つ返事で承諾し、行き先を市役所から裁判所に変更した。離婚調停を起こそうと思ったからだ。なぜそのように直感的に思ったのか、今でもはっきりと覚えている。前述したように、明美はトラブルメーカーでもあった
2月12日


離婚で子どもに会えなくなるってあるのですか? 共同親権の基礎知識 子どもに会えない親のためのQ&A
本コラムは「子どもに会いたい親のためのハンドブック」の続編です。ある日突然自分の 子どもと会えなくなった人が、知っておくべき基礎知識について一問一答形式で解説しま す。 自分が離婚や子どもと会えなくなったことで出現する状況は、まともに社会が成り立って いたと思う人にとって、理不尽で驚くことだらけです。なぜなら、そこは日本社会の表面 とは違う裏社会だからです。そこでの流儀や言語、登場人物について知らないと、まとも な神経では暮らしていけません。 もちろん、この裏社会の基本情報は、共同親権や子どもの連れ去り、別れた後の共同子育 てについて知識を得たい人、司法関係者や支援者、研究者などにも、役立つものです。 本コラムは「親どうしが別れても親子が親子であるために」書かれました。日本で一番子 どもを奪われた親たちの話を聞き続けた著者が担当します。 第1部はのテーマは「もしも子どもに会えなくなったら?」です。 離婚で子どもに会えなくなるってあるのですか?
2月9日


「共同親権 VS DV」は本当か?
共同親権 目次 共同親権のリスクを描いた映画『五月の雨』上映会に潜入 「共同親権のリスク」を強調 「DVは許されない」関係が切れないまま続く支配 「共同親権か単独親権かという二者択一」は本当か? 改正民法施行後5年目の「必要な措置」とは? 共同親権のリスクを描いた映画『五月の雨』上映会に潜入 2025年12月11日、衆議院第一議員会館で、離婚後共同親権を考える映画『五月の雨』の院内上映会が開かれた。映画を作ったのは、2024年の民法改正時に激しい反対運動を展開した「ちょっとまって共同親権ネットワーク」。クラウドファンディングで563万円の資金を集め、「五月の雨」製作委員会による映画製作に漕ぎつけた。 「共同親権のリスク」を強調 配布されたフライヤーには「これはDV被害者の魂の叫び」という言葉とともに、制度に懸念を示す人々の国会前デモの写真が掲載されていた。裏面には、離婚後共同親権の導入を含む民法改正の施行を前に、制度の危険性を訴える目的で制作された旨が記されていた。
1月9日
