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ちゃんと共同親権オンライン

子どもが「会いたくない」と言ったなら



「当時10歳の長女がシェルターに入りたいと言ったから」


それが坂本ゆうさんが聞いた、妻子の保護の理由だった。


昨年夏、須磨の海まで坂本さんを訪ねて行った。子どもに会えない親の一人として、SNSで盛んに発信していた。今は「ちゃんと共同親権」の配信をいっしょにしている。


「ぼくが10歳のときのこと考えたら、シェルターなんて普通子どもが知らないですよ。ウソやと思った。周りが言うほど子煩悩だったんだから。よくこんなこと言わせたなと」


坂本さんは、2度保護命令を出されている。妻の姉妹に送ったラインのやり取りがその理由で、裁判所で「妻が保護命令を要望しています」と聞かれた。弁護士もつけないまま「出すなら出してください」と言ったらその通りになった。子どもに会いたいと要求するのも禁じられ、ほかの子を見るのがつらくて、電車にも乗れなくなった。


40歳の誕生日に、「あなたとは縁を切りたい」と3人の子どもたちがそれぞれ出した手紙が、裁判所経由で届いた。「覚えとけよ」とXに書いたら、誰とも特定していないのに2度目の保護命令が出た。その後離婚が成立し、子どもたちは行方知れずのままだ。


「子どもの意見が重視されてこうなってるんですよね。何で子どもがこういうこと言うのか、周りの環境を重視しないと」


ぼくが子どもと引き離され、運動を始めた当初「会えない親に『会いたい』と子どもは言えない。『会いたくない』とは自由に言える」と指摘したことがある。その状況は変わらず、子どもの意見の尊重だけをみんな言うようになった。でもいったい何のために。

共同親権運動では2/21の定例会で子どもの意見表明権に関する学習会をします。

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