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共同親権運動


マーケッティングから見た共同親権改革1 制度はある。だが、使えなければ広がらない。
共同親権を広げる鍵は、理念ではなく「使える状態」の設計にあります。制度が存在するという事実だけでは、人は動きません。人が動くのは、それが「自分にとって使えると理解したときだけ」です。ここに、制度と現実のあいだに横たわる、距離があります。 ……突然自分ごとになった子どもの連れ去りという社会問題の解決を、培ってきたマーケティングの経験と、実践的な知識で切り開く。家族法・共同親権マーケターの坂本ゆうの連載コラム第1回。 [以下本文] 多くの制度は、制度と現実の距離を越えられずに止まります。その理由はたいてい、正しさではなく、「使いにくさ」です。 「思想」ではなく「条件」が普及を決める 共同親権が広がるかどうかを決めるのは、賛成か反対かという立場ではありません。もっと地味で、しかし決定的な条件です。「認知されるか」「理解されるか」「使えるか」「続けられるか」、そして「安全だと信じられるか」。この一つひとつが揃わなければ、制度は紙の上にとどまります。 現状は、まさにその入口にあります。選びたいという声はある。しかし理解が追いついていない。理念は共有され
11 時間前


父親というものがうまく実感できなかった 「発言する大学生」白坂リサさんインタビュー(後編)
白坂リサさん(慶應義塾大学総合政策学部2年)は、政治についてまっすぐに語る若者としてメディアでも注目されている。また、中国籍の父を持ち、親の離婚や再婚を経験してきたことも言及してきた。日中間の軋轢が高まる中、「二つの祖国」を持つ彼女が、日本の制度や親たちをどう見ているのか。父との分離は、父の国の文化を得る機会をも奪うことにつながる。
2月17日


「差別的取り扱いは合理的」? 座談会「共同親権訴訟、私たちの到達点」(上)
発言・宗像充(司会・元原告)、吉田文典(元原告)、小川雄二、菅原孝司、加茂大治(事務局) 2019年11月に提訴した共同親権訴訟(養育権侵害訴訟)。2025年1月に最高裁判所が上告を不受理・却下することで終結した。 訴訟は敗訴で終わったものの、本訴訟は改正民法の議論と足並みをそろえて進行し、2024年5月に改正民法は成立した。原告団の解散後、共同親権訴訟が持つ意義について座談会を行なった。(2025年7月5日、大鹿村) 会報「ちゃんと共同親権」準備号に掲載した記録を3回シリーズで掲載します。 法律の先を行った国賠訴訟 ――(司会 宗像) 5年間の訴訟の反省会は会の内部でしています(2025年3月)。 今日はそこに出席していない人が客観的な立場から見て裁判がどうだったのかを振り返りたいと思います。その上でこの裁判が今後の法改正とか世の中の動きにどう与えるのか、今後の市民運動の展望について議論したいと思います。
2月16日


家庭の変化を経験して──言葉にならなかった葛藤が今につながる/「発言する大学生」白坂リサさんインタビュー(前編)
白坂リサさん(慶應義塾大学総合政策学部2年)は、政治についてまっすぐに語る若者としてメディアでも注目されている。また、中国籍の父を持ち、親の離婚や再婚を経験してきたことも言及してきた。日中間の軋轢が高まる中、「二つの祖国」を持つ彼女が、日本の制度や親たちをどう見ているのか。離婚再婚を経験し、同年配の娘を持つ筆者が話を聞いた。 あの日から「芸名」で生きているような感覚がある 「私の父母は3歳のときに離婚しています。父は旅行の仕事をしていて母と出会いました。母は4年前に再婚して白坂は母の夫、現在の父親の姓です」 白坂さんの「旧姓」は阿部。17歳で白坂姓になった。 「当時思春期で色々な葛藤があり、ちょうどそのころ、母が再婚した父親が、そうした相談に快く応じてくれたことですごく救われました。その半面、自我が完成する時期だったから、家庭環境が変わるというのは多少なりとも戸惑う経験でした。当然、再婚してから、中国に暮らす父親のことが家庭内でよく言われることはないです」 中国にいる父親とは、いっしょに暮らしたことはなかったという。2007年に中国製冷凍餃子
2月15日
