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ちゃんと共同親権オンライン

秘境は弱者男性天国

更新日:2 日前

この記事は雑誌「状況」(2025年秋号)に掲載したものを編集部に断ったうえ掲載します。


秘境の防災訓練


長野県の大鹿村
長野県の大鹿村

長野県の大鹿村という人口800人の小さな村で暮らしている。南アルプス内院のいわゆる秘境である。ぼくの暮らす地区は上蔵(わぞ)といい、現在24軒の家々が5つの班に分かれている。一人暮らしの男性も多く、うちがある峯垣外班では、通常は女性がつく日赤奉仕団の団員のなり手がおらず、一人暮らしのぼくが役を押し付けられた。


ある日バイト先の山小屋から帰宅すると、村の総合防災訓練の案内がポストに入っていた。大鹿村は1961年(昭和36年)の三六災害と呼ばれる豪雨災害による山津波で多くの死者が出た。そのため消防団とともに、日本赤十字社のボランティア組織が防災の担い手になっている。


この原稿を書いている10月9日の時点で、自民党の総裁は高市早苗となり、順調に行けば日本ではじめての女性総理大臣が誕生する。フェミニストはタカ派の高市が「ガラスの天井」を破ってもスカッとしない。「ガラスの床下」を踏み抜いたぼくも、何となく居心地の悪さを感じながら、受付でエプロンを渡され、お隣の消防団の隊列を横目に、女性ばかりの奉仕団の列に並んだ。


消防団は敬礼とかの形式が決まっていて、日赤奉仕団も何となくそれに合わせている。ビニール袋に具材とカレー粉を入れてカレーを作り、釜で炊き出しおにぎりを握る。

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