法改正は法的支援
- 宗像 充

- 1月18日
- 読了時間: 2分
更新日:1月19日
遅くなったが、共同親権訴訟の報告書を、訴訟終了後1年経って発行した。
編集に手間取って遅れていたのだ。

1月17日の高円寺の教会での定例会で仲間のボランティアといっしょに袋詰め、発送作業をした。ぼくが自助グループを始めたのは2008年からなので、この定例会は日本で一番息が長い。その間にぼくたちも様々に学んで力量をつけ、修復的な家族関係を築くグループワークも取り入れて、日本でも共同親権についての先進的な集まりの一つになっている。
そんなわけで、今日も「久しぶりに来ました」という数年ぶりの仲間が顔を出してくれた。
「自分の中では共同親権の活動が占める割合は低くなっても、ここで知ったことが役立っている部分は大きい」
彼は言う。それはぼくも同じだ。
以前は千葉の娘に会いに行く機会に定例会をもって、自分の話も聞いてもらっていた。今は聞き役が多いものの、今度は東京の仲間がぼくが暮らす村にも顔を出すようになった。今回の東京滞在中は立川の家裁の調停に付き添いで行った。司法に行っても子に会えない状況は18年間何も変わらない。法改正を求めて国を訴えた訴訟は何だったんだろう。
訴訟を提起すると、政府はそれまでの法改正に向け腰を上げた。しかしぼくたちが求めたのは、親子を分断する法の撤廃だ。法改正の議論が白熱すると、世間は共同親権という言葉を知るようになった。法改正が法的支援と呼べるものでない。それでも、親たちは身に着けた共同親権という言葉を手放すことはないだろう。そこで得た学びや出会いが、かけがえのないものだと理解しているからだ。



