top of page
ちゃんと共同親権オンライン

「共同親権って何?」神戸のシンポに出席



嘉田由紀子参議院議員 基調講演


パネラー紹介挨拶



2月23日に神戸三宮で開催されたシンポジウム「離婚後共同親権とは何か?」にパネラーとして出席した。このシンポジウムは神戸市在住の坂本迪宇さんが、11月に開催した共同親権に関するシンポジウムの第2弾。1回目は80人ほどが参加し、今回も40名ほどの人が午前午後の長丁場のイベントに集まり、関心の高さがわかる。


午前の部は参議院議員の嘉田由紀子さんと、会場参加者との意見交換が行なわれた。坂本さん自身も、3人の子どもに会えない父親だが、この日集まった人たちも、同じような状況である父親や、家族に同様の状況に陥った人が、藁にもすがる思いで集まってきたのがわかる。


この日のパネラーは参議院議員の嘉田由紀子さん、同じく金子みちひとさん、大阪府大東市議の中村はるきさん、兵庫県加東市議で元校長の廣畑貞一さん、名古屋の弁護士の森智雄さん、それに筆者になる。


筆者は子どもに会えない親の活動を続けてきたが、年々この問題に対する関心が高まっているのを感じる。この日の顔ぶれの多彩さは、それの一つの例示だろうと思う。教育や法曹界、立法府、市民活動と、それぞれの分野で手探りで状況の改善に向けて活動が続いている。そして共通するのは、当事者たちの苦境だけでなく、なかなか表に出にくい子どもの状況にも深い関心が寄せられているということだ。



家庭裁判所は変わらない



ところで、パネラーの挨拶がされる中で明らかになり、現状が共有されたことは、法改正を見据えても裁判所の実務に変化が見られないということだ。


森さんは「私は同居、別居両方の事件に携わってきた。フェアに見て別居親が泣き寝入りをしているのがわかる。家庭裁判所は親子交流を担保する勝負勘がない。『子の利益』というマジックワードで親子交流を促進しない現状がある」と強調した。この日はフロアで、改正法に向けて実務に携わる弁護士たちの姿も何人かいたが、同様の認識が示されている。


この点に関して、筆者もこの間、「ちゃんと共同親権オンライン」の取材や、自助グループで聞き取った内容に照らして同じ意見だ。午前中に参加者の発言を見てもそれは裏づけられる。改正法に向けて2年間の周知期間は、2年間の問題先送りだった。



子どもの意見を聞く 何のために?

記事の続きは…

kyodo-news.com を定期購読してお読みください。

bottom of page