裁判所に行けば子どもと会える? 共同親権の基礎知識 子どもに会えない親のための Q&A No.6
- 宗像 充

- 3 時間前
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自分が離婚や子どもと会えなくなったことで遭遇する状況は、まともに社会が成り立っていたと思う人にとって、理不尽で驚くことだらけです。なぜなら、そこは日本社会の表街道とは違う裏社会だからです。
本コラムは「子どもに会いたい親のためのハンドブック」の続編です。「親どうしが別れても親子が親子であるために」書かれました。日本で一番子どもを奪われた親たちの話を聞き続けた著者が担当します。
第1部のテーマは「もしも子どもに会えなくなったら?」です。
裁判所に行けば会えますか?

いいえ、会えません。
現在子どもと会えなくなり、相手が話し合いに応じなくなった場合、家庭裁判所の調停に呼び出すことができます。面会交流(親子交流)の調停を申し立てることができます。また妻(の場合)側から申し立てられた離婚調停の中で、面会交流が話し合われることもあります。
しかし手続きがあるからといっても、家庭裁判所は組織として親子関係を維持しなければならないとは思っていません。なので、裁判所は「合意ができなければ会わせられない」と言って、結局子どもを持っている側の意向に委ねてしまうのです。手続きがあるのに権利がない、橋はあっても渡れるかどうかわからない、という運用を家庭裁判所はしているのです。これは差別です。
もし双方の合意の対等性を家庭裁判所が本当に尊重しているならば、連れ去られていいかどうか、引き離されていいかどうかの合意を双方にとるべきです。


