本当の共同親権の話をしよう4/12レポート
- 共同親権運動

- 4月14日
- 読了時間: 7分
4月1日の改正民法の施行後、新聞やテレビの報道姿勢が劇的に変わることはなかった。日本の家族や結婚のあり方についての大きな転機にもかかわらず、大手メディアは法施行と共同親権に関する及び腰の姿勢に終始した。
記事を書いても書いても消されてきた、フリーランスのライターや編集者のめげない姿勢は、この問題がそれだけ日本社会にインパクトを与える、大きな問題であることを示してはいないだろうか。
当事者のたたかいと並行する形で、表現者たちのたたかいが続いてきた。4月12日、市民集会「共同親権って何だろう メディアが伝えないほんとうのこと」が、カトリック高円寺教会で開催された。書く場を奪われながら書き続けたライターたちが体験談を披露。40人が参加した。

共同親権は「ポリコレ」違反
「世界的には共同親権なのに、何で単独親権が『ポリティカル・コレクトネス』なのか?」
昨年「共同親権」について論壇誌の「情況」が特集した。編集長の塩野谷恭輔さんは、冒頭の講演で口火を切った。

「情況」誌は近年、キャンセルカルチャーや弱者男性など、論争になるテーマをあえて取り上げ特集記事にしてきた。共同親権もその一つだ。
政治的中立性を指す『ポリティカル・コレクトネス』は、もともとリベラルが主張してきた。多くが西側の価値観に基づくものなのに、世界的には共同親権が主流。塩野谷さんの疑問はそこにある。
「共同親権は子どもによくないと言われる。DVは、男性から女性へのものという想定で、そこで父を子どもから引き離す。ここで議論そのものをさせないキャンセルカルチャーが発動し、それが倫理的に正しいとされる。でも親権の取得は司法で94%ですから、子どもに対しては女性が強い」(塩野谷)



